サラリーマンの方には企業型確定拠出年金に加入されている方も多くいらっしゃるかと思います。
会社が基本的には積立をおこなって、従業員の将来の貯蓄をサポートする制度です。
退職金制度のない企業が福利厚生の一環として導入しているケースも多いのかなと思っています。
しかしながら、選べる商品が非常に少なく、一般的につみたてNISAで選べるような優良な商品が選択できません。
その中でも、優れている商品を選ぶことで少しは企業型確定拠出年金を有効なものにすることができます。
また、企業からの拠出金額も毎月そこまで多いわけではないので、企業型確定拠出年金を単体で将来の備えとすることは非常に難しいと思っています。
そこで、企業型拠出年金の次に実施すべき、iDeCoに取り組むことで少しは安心できる将来の備えにできるのではないかと考えています。
でもどこで口座開設をしてiDeCoを始めるのがいいんだろう。基本的なことから全くわからないや。
そんな悩みの方に記事を書きました。
先に本記事の結論から、
圧倒的に実績豊富なSBI証券での口座開設がおすすめ(加入者数NO1)!
SBI証券であればiDeCoでも超人気商品の選択が可能。商品の選択肢が豊富!
上記2点の理由から圧倒的にSBI証券でのiDeCo口座開設がおすすめです。
他にも細かい手数料などでのメリットなどありますので、本記事で基本的なことから学んでみてください。
もくじ
iDeCo(イデコ)の入門知識
まずはiDeCoの仕組みや細かい点から学んでいきましょう!
多くの方が利用しているつみたてNISAに加えてサラリーマンの方が取り組むべきべきなのが、このiDeCo。
今の日本はよくニュースでも取り上げられるように少子高齢化が深刻な問題となっており、将来我々がもらえる公的年金の支給額が減る可能性があります。
そんな時、イデコは公的年金の減少を補うために非常に有効です。
iDeCoて何?
そもそもiDeCoは個人型確定拠出年金の愛称で、その実態を理解するためには個人・確定拠出・年金という3つに分けると理解しやすいです。
1年くらい前まで僕自身、ニュースでiDeCoと何度聞いても何ことかわかりませんでしたが、分けて意味を考えることでしっかり理解できるようになりました。
個人型とあるので、国や・会社などではなく、ご自分で準備するものであることがわかります。
また、確定拠出ということで、掛け金の金額は決まっていますが、その後の運用次第で受け取れる金額が変わるという意味です。
この確定拠出と反対に、将来にもらえる金額が決まっていることを確定給付と言います。
最後に、年金です。普通の年金制度と異なって、60歳以降に受け取れる年金制度になります。
ただし、年金といっても、iDeCoは申込時に専用の口座を開設することになりますので、箱のようなものであるというイメージを持っておきましょう。
まとめると、iDeCoは個人が掛け金を出して自ら金融商品を選んで運用を行い、老後のためのお金を作る箱のようなものと覚えておいてください。
年金制度について
一般的に年金制度は大きく分けると3つの階層に分かれています。
1つ目の階層は国民年金や厚生年金といった国が用意する年金です。
2つ目の階層は会社が用意する企業年金で、企業型拠出年金(DC)や確定給付年金(DB)などがあります。
3つ目の階層、これが自分で用意する年金です。この中にiDeCoも含まれています。
iDeCoは原則20歳以上60歳未満であれば誰でも加入することができ、60歳以降に一時金として一括で受け取るか、年金として分割で受け取るかの選択が可能。
ちなみに、別途詳しく解説したいと思っていますが、60歳以降に一時金として受け取った方が税制上非常にお得ですので、これは頭の片隅に入れておいてください。
iDeCoの掛け金って?
iDeCoの掛け金は月5,000円以上、1,000円単位で設定可能。
ただし、公的年金の被保険者種別や勤務している会社の企業年金制度の加入状況によって上限が変動します。
たとえば、第1号保険者に該当する自営業の方は月6.8万円までの掛け金が許容されています。
僕みたいなサラリーマンは第2号保険者に該当するのですが、企業年金のない会社にお勤めの方は月2.3万円が上限となります。
僕は企業型拠出年金(DC)に加入している会社に所属していますので、月2.0万円まで拠出することができます。
また、第3号保険者である専業主婦(夫)の人は月2.3万円が上限です。
自分がどのカテゴリの被保険者であるのかしっかり確認した上で、上限の拠出金額を把握しましょう。
開設する金融機関をどうするか問題
iDeCoは個人の年金を貯めていくための箱のようなものであると説明しました。
その箱が口座というわけですが、その口座をどこで開設するのかが非常に重要になってきます。
つみたてNISAもそうなのですが、iDeCoでもネット証券を選択するのがベターです。
その理由は手数料の違いでして、いくつか手数料には種類があるのですが自分で掛け金を拠出して運用するのにかかるものは以下の3つがあります。
iDeCoの実施期間である国民年金基金連合会と、iDeCoの資産を管理する信託銀行への手数料は、どの金融機関も同じです。
- 国民年金基金連動会:月105円
- 信託銀行:月66円(最低額として)
- 運営管理機構;月0~300円程度(金融機関による)
しかし、窓口で人の対応するメガバンクなどの大手銀行では、運営管理手数料が月に300円程度かかってくるところもあります。
仮にこれを3年間毎月支払ったとすると108,000円となりますが、本記事でご紹介するSBI証券などのネット証券であればこの運営手数料はかかりません。
国内旅行1回行けるような金額だと思いますので、ネット証券で口座開設をして、老後に年金を受け取ったあかつきに贅沢な旅行をしてはいかがでしょうか。
iDeCo(イデコ)での商品の選び方
iDeCoの運用商品は元本確保型と投資信託の2つに分けることができます。
元本確保型というのは文字通り、拠出した金額がそのまま確保されて返ってくる商品です。
定期預金や保険商品などが対象です。
一方の投資信託はインデックスファンドやアクティブファンド等、金融機関によって異なる商品ラインナップである点が特徴的です。
NISAもそうですが、長期での運用が前提となっており、そうなるとやはり米国株式や全世界株式のインデックスファンドが圧倒的に人気です。
僕は分散投資の観点から米国株式と全世界株のインデックスファンドに半分ずつ投資しています。
SBI証券では大人気、eMAXIS Slimシリーズの取り扱いがありますので、米国株式であればeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が買えますし、全世界株式であれば、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)も買えるというわけです。
iDeCo(イデコ)でおすすめの商品は?
僕みたいな会社員だと将来の年金の不安もありますし、退職金制度のない企業に勤めている人はある程度コストを抑えての運用がいいと思います。
上述もしましたが、おすすめの商品はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)かMAXIS Slim全世界株式のどちらかがおすすめです。
①eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
通称S&P500と呼ばれるeMAXIS SLIM 米国株式は米国の代表的な株価指数のS&P500指数に連動するインデックスファンドです。
組入銘柄の中にはアップルやマイクロソフト、そしてアマゾンドットコムが含まれています。
今までの歴史からも圧倒的な経済力を兼ね備えているアメリカですので、今後も米国の企業が世界を牽引するという自信がある方はこのS&P500の一択でよろしいかと思います。
信託報酬も業界で最も低いレベルの0.0968%程度ということで、この非常に安価な信託報酬率も特徴的です。
とはいえ、これ一つではアメリカに何かあった時に不安という方もいらっしゃるかと思いますので、次にご紹介する全世界株式インデックス・ファンドも検討してみてください。
②SBI・全世界株式インデックス・ファンド
通称雪だるま(全世界株式)と呼ばれるこのSBI・全世界株式インデックス・ファンドはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動しており、全世界の株式の動向を捉えた投資成果目標となっています。
S&P500と違って、特定の国(アメリカ)の企業のみに投資するのではなく、全世界の企業の株式に投資できる点が非常に特徴的です。
もちろん全世界というだけあり、アメリカの企業にも投資できます。
積立投資の定番として多くの投資家に人気を誇っています。
S&P500ほどではないですが、信託報酬も0.1102%と一般的な商品に比べても非常に低い信託報酬率となっております。
まとめ
なるほど、SBI証券でさまざまな手数料を抑えながら、人気のインデックスファンドに投資ができるってことだね。
銀行窓口ではなく、ネット証券でiDeCoの口座開設を行うことも非常に重要です。
また、どのネット証券でもいいというわけでなく圧倒的な口座開設実績を持っているので安心・安全。
そして、豊富な商品ラインアップとなっているので、いろんな商品から投資先を検討したいという方にも非常におすすめです。
ぜひSBI証券で口座開設を検討してみてください。